『医学英語のお手本』

医学英語の世界で学んだ、医療の現場で必要な「丁寧で気遣いのある、相手に伝わる英語のお手本」をつくるという夢が叶いました。

外来診療、発表、論文提出から患者・家族とのシリアスな場面まで。学校や教科書では⼗分に学べない、医学の現場で必要な「丁寧で気遣いのあるワンランク上の英語」「話す・書くためのそのまま使える場⾯別のお⼿本」を、ニュアンスや文化的背景を含めてお届けします。

医療監修としてマウントサイナイ医科大学緩和ケア・老年医学フェローのご経験をお持ちの百武美沙先生にご協力いただきました。先生のお力がなければこの「生きた医療の英語のお手本」は実現しませんでした。本当に感謝してもしきれません。

先生には内容にも深く関わっていただき、臨床上のマターや米国臨床での実際の会話についてのインプットや検証はもちろん、貴重なご経験も数多く共有いただきました。「怒る・悲しむ患者さんへの対応」「お看取りの際の対応」「性別やダイバーシティへの配慮」などでは経験談やコミュニケーションのヒントを教えていただき、私自身大変勉強になりました。

臨床で活躍する医療従事者、海外留学を考える学生、医療の英語をさらにブラッシュアップしたいすべての医療者のみなさまへ。そして、医療者の方々に限らず、丁寧で「伝わる」英語や異文化コミュニケーションにご興味のある方々、ワンランク上の英語を目指したい方々をはじめ、幅広い読者のみなさまへ。一人でも多くの方の手に届きますよう願っています。

出版の機会をくださった丸善出版のみなさまに心から感謝申し上げます。

本書を亡き恩師のJ. パトリック・バロン先生に捧げます。
バロン先生からの学びと想いを本の形にして読者に届けられることを心から嬉しく思います。先生の教えが、一人でも多くの方のお役に立てますよう願っております。

6/22発売です。詳細は Amazon をご覧ください。

発売日前日に Amazon にてベストセラー1位 (医学関連語学) になっていました。ご予約いただいたみなさま、ありがとうございました。